#岩崎剛
#強制性交
男子中学生（１４）を毒牙にかけたのは、４１歳の男だった。２８日、福岡県警朝倉署に強制性交等の容疑で逮捕されたのは、同県うきは市で居酒屋を経営する岩崎剛士容疑者（４１）。
「７月２８日午前１１時４５分ごろ、岩崎容疑者は自宅近くの人けのない林付近で、帰宅途中の中学生に声を掛け、無理やり車に連れ込んだ。そして嫌がる中学生の服を脱がせ、性器をもてあそび、挿入したのです。現場付近ではこのところ同様の被害が相次いでいたため、警察が捜査を進めていた。車の特徴と後部座席にゴルフバッグが置いてあったという少年の証言から、岩崎容疑者の車を特定し逮捕しました」（捜査事情通）
７月１３日施行の改正刑法で、強姦罪は強制性交等罪と名称が変更。同時に従来の強姦罪は女性が対象だったが、男性にも適用されるようになった。
少年を襲った鬼畜はどんなやつなのか。
「柿畑が広がる郊外の木造２階建ての大きな一軒家で、農業を営む両親と３人暮らしをしていました。高校卒業後、調理師の資格を取るため、専門学校に進学。その後、金沢市のホテルで和食の修業を積んだと聞いてます。広島や久留米のお店で働き、３年前、地元に戻って和食店をオープンさせた。全国各地の日本酒が置いてあり、創作料理も趣向を凝らしていました。実家で収穫した野菜を使って、洋食を出すこともあった。ガタイがよく、一見いかつい感じですが、愛想のいい、やさしい人ですよ」（知人）
■母親は「今までそんなことはなかった」
主に父親が畑仕事をし、母親が店の手伝いをしていたという。一人息子の逮捕に、６０代後半の母親はさすがに動揺を隠せない様子だったが、偽らざる胸中を話してくれた。
「朝７時、警察官が５人ほど家にやって来ました。突然のことでびっくりして、大声で『あんた何したとねー。警察見えてるけど、どうしたとねー、事故かなんか起こしたかね』と叫んだのですが、２階から階段をバタバタと下りてきて、驚いたような顔をして何も答えず、警察の方と何か話をしていました」
そのまま岩崎容疑者は警察の車に乗せられ、署に連行されたという。
「事件については警察からちょっと触れるぐらいは聞きましたけど、詳しくは聞いてないんですよ。ちょこっと言って、さーっと帰られましたから。何が何だかさっぱり分かりません。ただ７月２８日に男性の中学生にイタズラしたと聞いただけです。どうしてそんなことになったんですかね。ご飯も喉を通りません。男が好きなのか？ 全然、今までそんなことはなかった。初めて聞いてびっくりしました。昔は彼女がおりましたけど、今は店が忙しくていなかったみたいです。やさしい子なんですけど……。買い物にも行けません。どうしてこうなったのでしょう。わざわざすみません」と母親は途方に暮れていた。
岩崎容疑者がしたことは、決して許されるものではないし、中学生が負った心の傷は一生癒えることはない。その一方で、息子が突然、「性犯罪者」と呼ばれる両親の心情を察すると、胸が締めつけられる。
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