#寺本康博
#建造物侵入
人間は変わらない生き物!? 10日午後9時ごろ、女装して札幌市中央区の銭湯の女湯に侵入したとして、北海道警札幌西署は、札幌市のパート従業員・寺本康博容疑者(50)を現行犯逮捕した。同様の容疑で以前に捕まっていた。
身長約180センチの巨漢の同容疑者は黒のボブカットのカツラ姿で化粧をしていた。約50分間の入浴後、脱衣所でブラジャーを着ける不自然な様子に常連客が気付いた。経営者や警察から問い詰められると、裏声で「女性です」と答えたが、女性警察官にブツの確認を求められると抵抗をやめた。「男湯は汚い。女湯の方が安らぐ」「のぞきのため」など容疑を認めている。
「8年前と変わらないな」とあきれるのは都内の銭湯の女性従業員Aさん。2010年にも、同容疑者は女装侵入事件を起こしていたのだ。当時、番台にいたAさんは「入店するなり、こちらの顔も見ようとせず急いで女湯ののれんをくぐった。背も高く、不審に思った」と振り返る。脱衣所のイスに座り、洋服を着たままジッとしていたそうだ。Aさんから「お客さま」と声をかけられた瞬間にダッシュで逃亡しようとしたが、事前に外で待機していた男性経営者と常連客に取り押さえられた。
警視庁代々木署が調べたところ、服の下にブラとパンティーを着けていた。「肩までの長さのオカッパの黒々としたカツラ。ファンデーションと口紅も」(Aさん)。今回と寸分たがわない女装姿だった。
「警察は動機をのぞきとして処理したけど、捜査終了後の刑事さんの『本当にのぞきだったのかな?』という言葉が印象に残ってる。彼は脱衣所で女性をジロジロ見ていなかった。今回も『女湯が安らぐ』と言ってたそうだけど、私もその可能性が高いと思う」(Aさん)
自らの女装が女湯で通用するのか挑戦していたとすれば、8年かけて脱衣所から浴場まで歩みを進めたことになるが、迷惑きわまりない。8年前は防衛省技官のエリート。事件後、父親と一緒に「北海道に帰ります」と謝罪に訪れたそうだが、改心していなかった。
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